2013年2月13日水曜日

 風をひいて尋ねた医者から知る日本の現状


 『どうしますか? インフルエンザの検査をしますか? どうしますか? コストもかからないので、やりますか?』

 『・・・。すぐわかるの?』

 『10分ぐらいでわかりますよ。』




 風をひいたみたいで、体の調子が悪いので近所のクリニックに行きました。以前入ったクリニックで治療をしたとき、問題なく喉の痛みを取ってもらったのですが、そこより近いクリニックがあったので、そこに入りました。



 何か、心配しながら入りました。最近、歳を取って医者に限らないでしょうけど、うっかり信用するのはアホだと分かってしまっているのです。ドアを開けると、誰も患者はいません。暖房が効いていますが、健康的な空気ではありません。でも、行きがかり上後には引けません。



 受付には、白いマスクをした小さな痩せた女性がいます。何やら、不健康な目をしています。保険証を出し、診察してくれるようにいいました。



 しばらくすると、診察室のドアが開き私の名を呼ぶ、男の声がしました。ドアを開け、被っていた毛糸の帽子を脱ぎ挨拶をしました。そして、症状を聞かれたので、詳細に応えました。しかし、肝心要の治療を行おうとはしません。背中に聴診器をあて、結構ですといいます。



 『実は昨日会社に行こうとしたんだけど、調子が悪くて休んでしまったんですよ。だから、明日は絶対いかないとまずいんですね。それで、何とかしようとしてきたんです。前はイソジンで喉を焼いてもらいましたよ。』

 『でも、喉をイソジンで焼くとか、注射をするとかはしないんですよ。』

 『でも、前のクリニックではしてくれましたけど。』

 『おかしいな、今はしませんよ。』



 何か変です。話を聞いても、何か噛み合っていません。そして、インフルエンザの検査を進めます。どうも、御金儲けをしたいらしいのです。ちょっとした検査でもお金になるらしいのです。



 結局なにもしませんでした。そして、何がしかの薬をだすか? と尋ねます。そんなことでクリニックから薬の処方箋を渡されました。でも、飲み薬では効かないのはないのは、分かっています。喉の痛みと晴れ、体の節々の痛め、熱も、そのままです。こんなクリニックってあるんでしょうか?



 今の日本って、何なんでしょう。医者に見に行けば病気が治るのではなく、必要ない金をむしり取られるとは。何か、日本は病気です。何の病気かは分かりませんが。普通ではありません。治療しない医者がいるとは、風も直せない医者がいるのが不思議です。金を取ることに頭の中が一杯で常識が分からなくなっています。ニュースでも、日本女子柔道のコーチの暴力とか、何か自分勝手な感じで通ってしまう。








0 件のコメント: