2020年7月4日土曜日

センチメンタル島が教えてくれる日本とパレスチナの違い


 日本も戦国時代に布教されそうになった時期があった。それを、某公共放送局NHK製作の時代劇ドラマが視聴者に教えてはいたが、・・・。今も教えているのかな。毎年年初めの恒例となっている豊臣秀吉の太閤記だ。今もやっているのかなあ~、テレビ見ないから分からない。戦国時代、日本の天下統一を果たした豊臣秀吉がこんな台詞を時代劇ドラマの中で言うんだ。

 『なんと恐ろしい。キリシタンの町民、百姓どもが、日本中にある神社仏閣を壊しておる。なんとかせねばならん。む~。』

 しかし、豊臣秀吉の努力むなしく現在の日本は完璧に布教されてしまったようだ。先の大戦に敗れ原爆を落とされた影響も多少あるのかなあ。こんな事を言っている輩が現在の日本に居るのがその証だろう。頭の中が布教されてしまった。

 『世界中の人達から愛される日本って素敵だと思いませんか?』

 昔の権力者は、それを知り、思いとどまらせた。そして、今も、日本の神社仏閣は姿をとどめている。そして、多くの日本人が神社仏閣の前で頭を垂れ手を合わせ御先祖様の御苦労に礼を尽くし、己の心の中を見ようとする行為を実施しする事が今も出来る。だが現在の権力者は押し切られてしまったなあ。前記の事を言っている輩もいるし、日本列島を静かな気持で見渡して見れば、息苦しく重苦しい閉塞感が厚く垂れ込めて消え去る気配がまったくない。日本の社会がどうなっているかを考えれば、無縁社会、核家族、少子高齢化、戦後を上回る生活保護者数の増大が過酷で厳しい生存競争を強いる労働環境を伴う社会になってしまった事を知恵ある日本国民に知らせている。それに、東京一極集中化が止まらず、それに続けとばかりに地方の過疎化も止まらない。廃村、廃町が目白押しに並んでいる。人々の暮らしを眺めれば、世界中の人達が影でクスクスと可笑しそうな顔をして嘲笑うウサギ小屋住宅に住んで添加物食品を食べて可笑しな顔、姿、様子をして劣悪な労働環境の中で働き、声もなく暮らしている。今は亡きパレスチナ解放機構のアラファト議長の気持と一緒だ。

 『これが平和なのか!、これがパレスチナ人が望んだ平和なのかあ!!』

 囲まれちゃってさあ。日本だって同じだよ。柵の中に押し込められちゃってさあ。何処がGNP世界第3位の国なんだ?、ってさあ。それに、日本と呼ぶ国を統治しているのは日本人ではない。まあ、誰でも知っているだろうけどなあ。女子供以外はさ。あれ?、この人?、隣の国の人だろう?、ってのが日本を統治している人達の中にたくさんいる。しまいには、公安関係者が口角泡を飛ばしてこんな事を言っている。どうなっているんだろう。

 『もう、日本はやられっぱなしなんですよ。日本の政府要人が不審死でたくさん亡くなっているんです。』

 それを思えば、センチメンタル島よ、永遠なれ、って気にもなるなあ。殺害されてしまったアメリカ人宣教師の無念な気持を思い御冥福を祈ると共にその御家族の悲しい気持を察してもさ。

 令和2年7月4日(土曜)曇り 20℃ 午前6:40 世田谷区より。

0 件のコメント: