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なにげない日々の暮らしの中で、日本の人々が出逢う細々とした小さな出来事を記述しています。
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2011年9月16日金曜日
ブルータスよ、お前もか? 日本国民よ、お前もかじゃあ?
『あんたなら、1,4000円でいいわ。』
部屋を探していました。随分若いときです。19歳のときだと思います。駅前からちょっと歩いたところにある、不動産屋に入り、部屋を探していることを告げました。不動産屋の年配の痩せて、前屈みの男の顔や様子を見ると、何だかやる気の無い沈んだ様子が気になりました。駅から15分ぐらいのところにある木造モルタルの2階の部屋を案内されました。 部屋のドアが開いていて、不動産屋と一緒に入ると、太った若くない、大家の奥さんが薄い水色のペンキを壁に塗っていました。
『こんな感じでいい。』
不動産屋の男は言葉少なく、うなずきました。不動産屋が帰り、太って若くない大家の奥さんと話をしました。天気の良い秋の日の午後でした。
『二十歳になってるの?』
『はい。二十歳です。』
そんな事で見知らぬ目黒の中目黒にある四畳半に住みつき、独りぼっちの生活を始めました。年老いて太った大家の奥さんの目に映っていた若い男の私は、悪さをするような人には見えなかったのです。たくさんのアパートを持ち、多くのアパート住人を見ているのです。どのような顔の人が、良くないのか分かっているのです。
子供時分に見るテレビ画面の政治家は、立派な誠実な顔をしていたと記憶しています。与党の総理大臣並び、信じられる顔をしていました。そして、気のせいでしょうか、最近の政治家の顔には、不誠実が現れているようです。確かに昔は、サンプルになる欧米の政治がありました。それで、安心して進むべき道が分かっていたのです。しかし、現在、日本の衣食住は欧米に並んだと、言った人がいました。外見はね。そして、もうサンプルとなるものがないのです。これからは、自分の頭で考えて進めていかなければならないのです。
自分の顔に責任を持ってと、云ったのは誰だったでしょう。添加物まみれの、安価で容易な食べ物を食べているのでは、けして立派な顔にはなれないでしょう。高価な食べ物ではなく、普通のごくごく当たり前の食べ物を食べなくては、普通の状態では居られないはずです。
一般庶民である私達は、選んで行こうとしています。問題のない食べ物と、問題の無い議員さんと、政治をです。昔、武蔵小山のアーケード街を歩いてくる、今は無き社会党の代議士を見ました。たくさんの人達に囲まれて腰が曲がり、前屈みで、良くない目付きで歩いていました。社会党は消えて当然だったのです。
弘法も筆の誤りといいます。ですが、弘法は筆を選んでいたのです。右へ倣いするのは、それが普通である事を確認してからしましょう。何も考えずに、回りを見て同じ行動をする事を、ちょっと待ってと。欧米の真似をするのも。
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