2012年8月19日日曜日

ヨーロッパフラミンゴの自由な生き方と、日本の中学校に通う中学生のいじめ自殺問題



 『かまわねえから、先生でもなんでも、間違った事言ってんなら、包丁で、どてっぱら、ぶっ刺してやれって、云うぞ、俺の親!』


 『ははは! 枝藤! それは、ちょっと。はははぁ!』




 昔、中学校に中学生として通っていたとき、同じクラスの同級生が先生の居ない昼休みの時間に、教室の中に居る生徒、誰もに聞こえる大きな声で言い放っちました。それに対して、運動部の同級生がありえない考えであると、笑いながら応じたのです。しかし、私の兄も、私に同じ事を言った事があります。その時、私は頭と心の中で思いました。そんな事しちゃったら、後々どうするんだよ、一体。え。警察が来るだろうし、その後、大変な事になってしまうだろう。誰が責任を取るんだ、と。




 大津中学校の2年生男子生徒の自殺問題で、ニュースの中で度々顔を出していた教育委員が襲われて、頭をハンマーで割られたような知らせがありました。良い悪いは別にして、もう薄笑いを浮かべた顔をして安易な感じで要領を得ない事を、云う事は出来ないのです。




 『自殺といじめの因果関係は判別できない。』




 と。襲った人は、教育委員が事実を隠していると、思ったと、云ってるそうなのです。あつくなっちゃう人って居るのですよね。言葉遊びなのか、ふらふら、へらへらして、なんとかなると思ったのでしょう。教育委員をするのも、命がけなのを知らなかった、教育委員のようでした。




 ピンク色の羽を広げ、自由を手にいれたフラミンゴが、北海道にいます。旭川動物園から脱走したそうです。飼育係りが何とか、捕獲したいと作戦を練って、何度か捕獲を試みています。しかし、今のところ、フラミンゴの方が知恵が勝っていて、捕まっていません。自由であるべきだよね。あるがままに、自由に生きていくべきだよ。その為に、空を飛ぶ翼を持っているんだから。




 ちなみに、誰もが知っているアメリカの発明王エジソンは、泣いて学校をいやがり学校に通わなかったそうです。そして、エジソンの母親は、それを、許したのです。マス教育で、白いブロイラーになるなら、学校に通わせることをよしとしなかったのです。どうですか、日本のお母さんたちには、想像も出来ないでしょう。




 旭川動物園の責任者、フラミンゴの飼育係には、申し訳ないけれど。




 『絶対、捕まんなよ!』









0 件のコメント: