2020年5月12日火曜日

 寿司といえば、どれぐらい前か、山手線恵比寿駅前の賑やかな通りにある寿司屋さんに取引先会社社長と入ってランチと食べた。そして、ふっと気が付くと取引先会社社長と寿司屋見習い店員の男がどこか精神的にぶつかり合っている。取引先は小さな会社の社長だ。まあ、奥さんと二人で会社を経営している小さな会社だ。歳は30代後半かなあ。白髪などは全然なくて真っ黒な髪の毛をオールバックにした頭髪だ。痩せ型の今風の男だ。そして、寿司屋見習いをしているんだろう若い男の目を見ると変に濡れている。こんな濡れた目をしている子が寿司屋を開店しても誰も食べには来ないだろう、ってな目だよ。その目が、取引先会社社長をどこか斜めに構えて見ている図だ。そしてふたりは激しくぶつかっている。

 そんな寿司屋見習いの店員の目を何とかかわそうと、取引先会社社長もさりげない様子を保っているのに必死な体のようだ。普段、使った言葉もないような言葉を使って私にさりげなさを装って勢いをつけ元気に話し掛けてくる。きっと、それは、寿司屋見習いの未熟者が会社社長のどこかに自分と同じ未熟さを見つけて激しく非難しようとしている姿のような感じなんだだろうなあ。

 何かがうまくいっていないのは、そんな未熟なところがあるからだろう、っと思う人の姿であり、この頃の自分の姿だなあと思う。まあ、無理に強引に説明をしようとするならさ。説明を求めるならさ。そして、まあ、普通だろうねえ。それがさ。波風立たないように寿司を食べようとしても、仕事でも、趣味でもしようとするならさ。どうしても波風は立ってしまう。歩けば足跡も、足音もするだろう。どうしてもさ。ある意味、犬も歩けば棒に当たる的な事かもしれないね。

 令和元年11月3日(日)曇り 15℃ 午後17:53 世田谷区より。

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